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ビットコインの手数料が高い!?販売所と取引所の違いを徹底解説

2022年2月3日

資産の晩梅所と取引所の違いを解説

投資ママ
ビットコインは販売所と取引所のどっちで買うべき?安く買える方法を教えてほしいな。

 

本記事ではこんな疑問にお答えします。

 

仮想通貨の取引所には「販売所」と「取引所」があります。

 

実はビットコインを買う場所を間違えると、数万円もの損をしてしまうこともあるんです!

 

本記事の前半では「販売所」と「取引所」の違い、後半では、ビットコインを買うなら「取引所」を使ったほうがいい理由について解説していきます。

 

本記事を参考にすれば、損せず安くビットコインが買えるようになりますよ!

コインチェック

 

仮想通貨の「販売所」と「取引所」の違いは?

まずは、「販売所」と「取引所」はどんな違いがあるのかを解説していきます。

 

よりわかりやすくなるよう、コインチェックの画面で説明していきますね。

 

「販売所」ってどんなところ?

暗号資産取引所の販売所について説明

「販売所」は売買したい人と仮想通貨取引業者が取引を行う場所です。

 

コインチェックが持っている仮想通貨をコインチェックが決めた価格で買ったり売ったりできます。

 

わかりやすくいうと、「販売所」はコンビニでなにか商品を買いにいくイメージですね!

 

「取引所」ってどんなところ?

暗号資産取引所の取引所について説明

「取引所」とは、買いたい人と売りたい人の間で仮想通貨取引を行う場所のことをいいます。

 

「取引所」がユーザー同士で取引ができる場所を提供してくれているんですね。

 

わかりやすくいうと、フリーマーケットで売り主が扱っている商品を交渉して買うのが「取引所」ですね!

 

ビットコインを買いたい場合は、取引所で売ってくれる人を探して売ってもらいます。

 

販売所と取引所のメリット・デメリット

販売所と取引所のメリットとデメリット

ここまでで、「販売所」と「取引所」の違いがなんとなくイメージできましたか?

 

次に、「販売所」と「取引所」を使うメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

 

販売所のメリット・デメリット

販売所のメリット

  • 買いたいと思った時に買える
  • 仮想通貨の取り扱いがたくさんある
わかりやすくいうと、コンビニ(販売所)でおにぎり(仮想通貨)を買うみたいな感じです!

 

販売所では、販売所で決められた価格でビットコインを買えるので、好きな時に買えるのがメリット!

 

そして、販売所では買える仮想通貨の種類が多いんですよね。

 

たとえば「コインチェック」だと、こんなに取扱数が違いますよ!

  • 販売所:17種類
  • 取引所:5種類

 

 

販売所のデメリット

  • 取引手数料が高い

販売所はいつでも好きな時に買える分、取引手数料が高いんですよね。コインチェックの決めた価格で買うことになるので、取引所と比べて割高になってしまいます。

「販売所」の手数料は実際どのくらい高いのか、本記事の後半で説明しますね!

 

取引所のメリット・デメリット

次に「取引所」はどんなメリット、デメリットがあるのか見ていきましょう!

取引所のメリット

  • 取引手数料が安い
  • 買いたい値段で売買ができる
「取引所」を使うべき理由は、この「手数料の安さ」なんですよね!

 

そして、メリットは「成行注文」や「指値注文」を利用して自分の買いたい価格で買えることです。

なんか聞き慣れないコトバが出てきたぞ…
大丈夫、しっかり説明していくよ!

 

「成行注文」とは?

「成行(なりゆき)注文」とは、値段を指定せずにその時の市場価格で売買をする注文方法。「値段は気にしないからすぐ買いたい!」と言う時は成行注文をします。

 

「指値注文」とは?

「指値(さしね)注文」とは、自分が買いたい価格を指定する注文方法のこと。指定した価格になると取引が成立します。

 

取引所のデメリット

  • 取り扱っている仮想通貨の種類が少ない
  • 取引が成立しない場合がある

取引所は、自分が買いたい価格と誰かが売りたい価格が一致しないと取引が成立しません。

 

最大の違いは手数料の違い【結論:ビットコインは取引所で買おう】

ビットコインを買うなら取引所で買う

ここまででおわかりのように、「販売所」と「取引所」の最大の違いは手数料の差です。

 

買う前に手数料の違いを押さえておかないと、同じビットコインを買っても損してしまいます。

 

同じビットコインなら、誰でも安く買いたいと思いますよね!

 

結論、手数料をなるべくかけずにビットコインを買うためには「取引所」を使いましょう!

 

次からは「コインチェック」を例にして、なぜビットコインを買うなら「取引所」を使うべきなのかを解説していきます。

 

ビットコインを買うなら「取引所」で買わないと損する理由

ビットコインを取引所で買わないと損する理由

ビットコインを買うときは、「販売所」ではなく「取引所」で買わないと損する理由を次の2つから説明していきます。

  1. 「販売所」はスプレッド費用がかかる
  2. ビットコインの価格は「取引所」のほうが安い
初心者の方にもわかりやすく順番に説明していきますね!

 

①「販売所」はスプレッド費用がかかる

投資ママ
いきなり、スプレッド費用ってなに?

 

いきなり難しい言葉が出てきましたね…

 

ぼくも最初は初めて聞いた単語でビビりました…でもすぐに理解できますので、説明していきますね!

 

スプレッド費用とは?

スプレッドとは、ビットコインを買う価格と売る価格の差のこと。

 

「買う価格と売る価格の差」と言われても、まだ理解不能ですよね。

 

実際に、2022年1月27日(木)18:00時点の販売所での1BTCの価格を見ていきましょう。

 

販売所(購入) 1BTC=4,336,800円

コインチェック販売所画面

 

販売所(売却) 1BTC=4,079,800円

コインチェック販売所の売却画面

 

買う価格と売る価格の差がスプレッド費用なので、

4,336,800 - 4,079,800 = 257,000円

 

上記の計算で、スプレッド費用は【257,000円】です。

 

つまり、1BTCを買ってすぐ売る場合、257,000円も損してしまうということです。

 

損しないようにするには、1BTCが257,000円以上、値上がりしたタイミングで売らない限り、利益がマイナスになってしまいます。

 

0.1BTCでも25,700円も損してしまいます。こんなの誰でもイヤですよね。

 

仮想通貨取引所では、スプレッドは「手数料」となり、このスプレッドは「販売所」だけに発生します。

 

商売するなら、誰でも安く買って高く売ることで利益をゲットしたいですよね。

 

もちろん、コインチェックも会社である以上、利益を求めるので、ビットコインを安く仕入れて高く売ることで差額を利益にしています。

 

コインチェックは、ボランティアで仮想通貨を売っているわけじゃないもんね。

 

②ビットコインの価格は「取引所」のほうが安い

 

ここまで来た段階でこんな疑問が浮かぶと思います。

 

投資ママ
スプレッド費用って売り買いする人が気にするやつでしょ?ビットコインは売るつもりないし、ずっと持つ予定なんだから「販売所」と「取引所」のどっちで買ってもいいんじゃない?

 

実際には「取引所」にも手数料はあります。

 

しかし、「販売所」よりも「取引所」のほうがビットコインを安く買うことができます。

 

また、コインチェックの画面で見てみますね。

 

先ほどの画像では、販売所(購入)では1BTC=4,336,800円でした。

 

取引所のビットコインの価格はホーム画面にある「BTC買い板/売り板」のレートで確認できます。

実際にユーザー同士で取引が成立している価格だよ!

 

取引所 1BTC=4,213,008円

コインチェック取引所のレート画面

 

販売所と取引所の価格差

4,336,800円 - 4,213,008円 = 123,792円

 

なんと、販売所で買うだけで123,792円も損してしまいます!

 

実際には1BTCを一気に買う人はほぼいないですが、

0.01BTCを買うとしても、取引所で買わないと1,248円も損してしまいます。

販売所で買っても、取引所で買っても手に入るビットコインは同じです!

 

コツコツ少額のビットコインを何度も買って「ガチホ投資」していくなら、買うたびにかかるコストは不要です!

 

以上の理由から、ビットコインを買うときには、「販売所」ではなく「取引所」で買うようにしましょう!

 

まとめ

本記事では、「販売所」と「取引所」の違いと、実際にどれくらいの金額差があるのかを具体的に解説してきました。

 

結論、ビットコインを買うなら必ず「取引所」を使うようにしましょう!

 

でも、「取引所」で買うって難しいんじゃない?

 

そんことはないです、知識ゼロの僕でも「取引所」でビットコインを買えました!

 

ビットコインの買い方は『【完全解説】コインチェックでビットコインを買う6つの方法【スマホ・PC】』で紹介していますので、合わせて見てみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

  • この記事を書いた人

コーディ

30代ブロガー。アメリカ留学をした後に現地で2年間仕事をして帰国。2021年1月から知識ゼロから仮想通貨の投資を開始。投資信託やアメリカ株も運用しつつ、ブログの収益は5桁。投資の運用実績と初心者でもわかりやすい仮想通貨の始め方を発信。

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